よくあるご質問

『見積り』について

見積もりをお願いしたいのですが、費用はかかりますか?

無料で承っております。お気軽にご相談ください。

はじめにお伝えしておきますが、弊社は、ライフサイクルコストの低減を目標とし、耐用年数の短い塗材を安値で塗る仕様のご提案はしておりません。
塗装工事は足場の架設等材料代以外の費用が多くのウェイトを占めており、1回の塗替え費用を無理に安くすることよりも耐用年数の長い塗材を選び塗替えの回数を減らすことが大切です。
上記のような塗替えは結果としてお客様に不利益をもたらします。
上記のような『安かろう、悪かろう』の見積を御希望であれば弊社に御依頼いただいても御希望に沿えないことがあります。
御希望をお伝えいただければ、ご予算になるべく沿った耐用年数の長い仕様のご提案も出来ますのお気軽に御依頼ください。

一般的な戸建て住宅の場合の塗替え費用の内訳

高耐候性塗料と一般塗料のライフサイクルコストの比較(イメージ図)

劣化簡易診断だけでも可能ですか?

可能です。塗り替えを決める前には必ず診断をされることをおすすめいたします。

見積もりを取ったら必ず依頼しなくてはなりませんか?

いいえ、その必要はございません。
見積内容に関して、疑問点、不明点が有ればお気軽にご相談ください。

『塗替え』について

家はどうして塗装するのですか?

外壁の塗装で皆様が1番最初に思い浮かぶのは、『美観の保持』ではないでしょうか。
「新築時よりも色が褪せてしまった。」「近所の家も塗替えできれいになったから塗替えをしたい。」などなど動機は様々だと思います。
どれも間違いではありません。しかし、本来の塗替えの究極の目的は『建物の防水』です。

塗替えを行わずに壁のひび割れ(クラック)や塗膜の剥がれを放置すると、雨水が外壁材のみならず壁の内側に入ります。
外壁材がコンクリートであれば雨水の侵入は中性化を引き起こし、鉄筋のサビ、爆裂、コンクリート強度の低下につながります。
外壁材がサイディング等であった場合はサイディングの反り、劣化の原因となります。
サイディングの裏には防水紙がいるから大丈夫との話もありますが、実際には防水紙の重ねは9センチほどなので納まり如何によっては雨水が構造体である柱に達することもあります。そうなった場合建物に対して重大な悪影響を与えることになるのです。

雨水が建物の中まで継続的に侵入している場合、外壁材特にサイディング等は塗替の改修では対応できなくなることもあります。
劣化が進みきったサイディングの物性までも回復させる力は塗替えにはないからです。
その場合は既存の劣化したサイディングを撤去し新設をする、『サイディングの張替工事』を行う必要があります。
そのような大規模な工事になる前に、定期的な点検と塗替えが必要になるのです。

塗装工事を行う季節はいつがよいのでしょうか。

塗装で良好とされる環境基準は、気温5℃以上、湿度85%以下です。

静岡県西部地域では、およそ3月から12月までが塗装に適した季節です。
ただし1月.2月においても平均気温は5℃を上回っているため天候次第で良好な塗装工事が可能です。

塗り替え時期はいつぐらいでしょうか?

一般的に壁をさわって白いチョークのような粉が手に着いたら(チョーキング)、塗り替えのサインと言われております。
また、外壁のサッシ廻りのシーリング(コーキング)の剥離等が見られる場合も、雨水の侵入により外壁材を痛める原因となり、改修をおすすめいたします。

足場代が高く感じます。

足場は一度塗替えが終わってしまえば形に残らないため無駄な費用のように感じられるお客様が多いのも事実です。 しかし足場代を浮かせるために、品質の良くない足場を組んでしまうことは以下のリスクがあります。

  1. 塗装自体の品質の低下
    足元が悪ければそれだけ塗装の品質も下がります。
  2. 労災事故発生リスクの増加
    事故による工期の遅れだけでなくお客様の心理的な負担にもつながります。
  3. 近隣とのトラブル発生リスクの増加
    飛散防止ネットなどをしっかりと施さない塗装は、飛散事故の原因となります。

これらのリスクを避けるため弊社では安全基準に準じた足場を架設しております。 また弊社の特徴であるライフサイクルコストを念頭に置いた提案で塗装の耐候性、耐久性を高めることにより改修のサイクルが長くなります。 1回の足場代を安くすることよりも改修の回数自体を減らすことがトータルコストの削減になると考えます。

塗る色ってどのように決めるのでしょうか?

お客様のお好きな色で決めていただければ結構です。
一般的には既存のタイルの色、サッシの色等の塗替えができない部分と相性の良い色彩を選定することが多いです。
なかなか決まらないというお客様の為に、弊社ではご提案も行っておりますのでご相談ください。

外壁塗装は何年ぐらい持つのですか?

10年・12年・15年以上等々…お選びいただく塗材にと採用する工法、工程により耐候性は変化いたします。
またお客様の御自宅の1年を通じた日照時間、選定いただいた色彩によっても耐候性は変化いたします。

また塗膜のみならず外壁のサッシ廻り、外壁のジョイント部分に使用されるシーリングも選定の材料、工法、施工の技術力により耐候性は変化いたします。

弊社では見積時に大まかな目安を促進耐候性試験(XWOM)のデーターなどを基にご説明させていただいております。

なぜ水洗いが必要なのですか?

チョーキングが起こっている外壁にそのまま塗料をぬっていくと、チョーキングの層プライマー等の下塗り材をブロックし密着が確保できない場合があります。塗装後、時間がたいして経っていなくても剥がれてしまうなどの不具合は高圧洗浄の施工不足による密着力の欠如が原因の場合もあります。そのため水洗い(高圧洗浄)は必要です。

塗り替えが行われていない箇所があります。塗装しないのでしょうか?

塗替えにおいてステンレス製のベントキャップ、アルミ製建具、銅製の庇や屋根は通常塗替えをしない場合があります。
それは剥離のリスクが物性上あるためです。弊社においては塗替えをしない部分に関しては「銅製庇塗装・・・・・別途」のように書面にて含まれていない工事が判別できるよう、記述するように努めております。

イメージした色と違うのですが、再度塗り替えは可能ですか?

イメージと違うだけでは、塗り替えは不可能です。
弊社においては、色を決める前にしっかりと打ち合わせを行い、A4サイズの色見本を提出してお客様との間に齟齬が無いよう努めております。
仕上表なども事前にお渡しして間違いの生じないよう努めております。安心してご相談ください。

中塗りの色と・上塗りの色を変えて施工してほしいのですが?

外壁塗装の施工業者の中には残念ですが手抜き業者もおります。通常塗装はプライマーなどの下塗り材1回塗、中塗り材1回、上塗り材1回の工程を行います。(中には例外的にメーカーの仕様で2回塗の工程が標準の塗材もあります。)
しかしこの工程を守らずプライマーなどの下塗り1回、上塗り1回の合計2回しか塗らない業者もおります。

これらを防ぐために訪問販売系の塗替え業者、ネット集客型の塗替え業者、「塗装業者を見分ける方法・・・。」のような広告で記載され広まっているのが「中塗りと上塗りの色を変える方法」です。

これは中塗り材と上塗り材の色が違えばお客様も目視ですぐに分かり手抜きの施工が出来ないというものです。

弊社においては、まったくこの色変えはおすすめしておりません。この手法での施工もお断りしております。 それは、お客様にとってメリットが無くデメリットばかりの手法だからです。

以下に理由をあげさせていただきます。

  1. 目的と手段が逆になってしまっている。
    塗膜の膜厚確保のために上塗り材、中塗り材の2回塗は必要です。2回塗ることはあくまで手段であり、目的はお客様が選んだ色彩、樹脂の塗材での膜厚が確保された塗膜をつくることが目的です。
    「色変え」の手法ではお客様に選んでいただいた色彩・樹脂の塗材は実質1回塗です。
    当然同色での2回塗に比べ膜厚確保は難しく、耐候性も劣る結果となります。
  2. 余分なコストがかかる。
    色変えの手法で新規で材料を注文する場合材料ロスが出る可能性が有ります。それらはお客様の費用負担となります。
    また塗料には消費期限があり、開封後でも長期間使用できるわけではありません。余った塗材は廃棄物として処分されます。
    材料ロスは費用負担のみならず、環境に対しても負荷を与える結果となります。
  3. 外壁の面積が150㎡で塗料1缶当たり入れ目15kg、塗布量0.15kg/㎡(1回)1缶で100㎡塗装できる場合

    1色で2回塗の場合

    中塗り 100㎡+50㎡=1.5缶
    上塗り 100㎡+50㎡=1.5缶

    合計3缶

    2色で2回塗の場合

    中塗り 100+50㎡=2缶
    (0.5缶という単位での注文ができないためロス)
    上塗り 100㎡+50㎡=1.5缶

    合計4缶

    15kg缶の材料コスト、廃棄処分代、
    環境への負荷がかかります。

  4. 品質を落とす原因になる。
    「色変え」の手法ではお客様に選んでいただいた色彩・樹脂の塗材は実質1回塗です。 当然同色での2回塗に比べ膜厚確保は難しく、耐候性も劣る結果となります。 また、色変えの為の材料を樹脂のランクが違う塗材を使用したり、在庫利用を行った場合確実に耐候性が悪くなります。

上記色変えの手法はゼネコン様、工務店様管理の塗替え現場において行われることはまずありません。
一級建築士の監督や現場代理人等チェックのプロたちは上記のデメリットを熟知しているからです。

工事依頼後どれくらいで工事の施工ができますか?

御依頼後、なるべくお客様のご要望に合わせスケジュールを組ませていただいております。
ただし、足場架設においては、道路使用許可、道路占用許可、電力会社への保護カバーの依頼が事前に必要になる場合もあります。

安全第一、品質第一の工事をおこなうためやむを得ずお時間をいただく場合も御座います。

『防 水』について

雨漏りの調査、見積もりは有料でしょうか?

現場の確認、並びに見積もりに関しては原則無料での対応とさせていただいております。
ただし、雨漏りの原因は千差万別で詳細な調査を必要とする場合も御座います。
本格的に作業車や機材を使用し行う調査に関しては有料とさせていただいております。
有料調査に関しては事前に調査費が発生する旨お伝え致しますのでご安心ください。

工事依頼後どれくらいで工事の施工ができますか?

御依頼後、なるべくお客様のご要望に合わせスケジュールを組ませていただいております。
ただし、足場架設においては、道路使用許可、道路占用許可、電力会社への保護カバーの依頼が事前に必要になる場合もあります。
安全第一、品質第一の工事をおこなうため、やむを得ずお時間をいただく場合も御座います。